多目的トイレは二人で入ることもある
最近話題の多目的トイレ。
こんなに毎日「多目的トイレ」と聞くことはなかなかありません。
本来の用途は、もちろん障害者用のトイレなのですが、他の使われ方をされてしまうこともあるようです。
あのような報道があると、本当に利用したい人達にとって迷惑極まりなく、今後変な目で見られるかもしれないと心配するかもしれません。
・多目的トイレは一人で使うとは限らない
多目的トイレは身体が不自由な人が利用します。
その中には、一人では用を足せず介護が必要な人が多いため、そのような場合は家族や介護士などと一緒に入ることになります。
そして、その相手は同性とは限りません。
普通のトイレは、場所が分かりづらかったり、入口が曲がりくねったりしていますが、多目的トイレは普通のトイレと違って、入りやすいようにビルの大きな通路に面した場所など、人通りの多いところに入口が設置されています。
本当に使いたい人が使いづらくなってしまう。
気の毒でなりません。
・平気で使われると困る
私の職場にも、建物の入口付近に多目的トイレが1つあります。
健常者がそこを平気で利用しているのを、よく目にします。
1か所しかないのにも関わらず。
もしそこに、障害者が来たらどうでしょう。
多目的トイレを利用する人の多くは、移動に難儀する人達です。
簡単に隣のビルや他の階に行けません。
迷惑で済む話ではない。
滅多にないシチュエーションかもしれませんが、必要がないのに多目的トイレを利用する人は、想像力が欠けています。
私自身は、利用したことはありませんし、普段気にも止めていなかったのですが、考えてみるとかなり迷惑なことだなと感じました。
今回の件を受けて、健常者の多目的トイレの利用が減ってくれるといいのですが。