鉄道株は安く見えるが不安
コロナショック以降、JRなどの鉄道株が低迷を続けています。
昔から、安くれば買いたいと虎視眈々と狙っていました。
しかし、いざ安くなった今、買えずにいます。
鉄道株の業績が見通せないからです。
バフェットはコロナショック後に、航空株を買い、数ヶ月後に全て売却。多額の損失をだしています。
曰く、
「私がバカだった」
「世界は変わってしまった」
私のような凡人には、彼の言葉の真意は分かりませんが、同じことを感じています。
「世界は変わってしまった」
私は、今後かつてのような鉄道利用者数が戻ってくるとは思えません。
観光目的での利用は戻ると思いますが、ビジネスでは戻らないでしょう。
全てオンラインで済みます。
私の会社でも、県外の出張は無くなりましたが、業務に全く支障がありません。
それどころか無駄が減ってよかった。
その無駄なことが、復活するとこはないでしょう。
そのことを勘案すると、今の株価水準では安心して買うことはできないと判断しています。
JR各社は優待が良いので、もっと安くなれば買ってもいいのですが。
ステップ(9795)購入
久しぶりに日本株買いました。
ステップ(9795)は結構前から注目していた会社で、神奈川県で学習塾を展開している会社です。
ステップを買った理由は
・ニッチ戦略
・利益率が高い
・安定成長
いろいろ理由はあるのですが、まとめるとこんな感じ。
・ニッチ戦略
上場している学習塾企業のほとんどは、大学受験をメインにしていますが、ステップはそれらとは異なり、特に高校受験に強みを持っています。
神奈川県の進学校の塾別合格者数は、ほとんどの学校でステップが圧倒的トップです。
高校受験は、大学受験とは異なり、ローカルで地域によって試験問題から受験のルールまで特色があります。
なので、全国展開している大手にとっては参入障壁が高く、コストをかけて地域の高校受験に対応したとしても、地域限定なので人口が少なく、リターンが少ないので参入してきません。
神奈川県の高校受験というニッチ市場が、ステップに競争優位性をもたらしています。
・利益率が高い
ニッチ戦略により、優位に立つことによって、高い利益率を上げています。
ROAや営業利益率などの指標が同業の中では群を抜いています。
コストをガンガン削っているのですが、それを可能にしているのが「合格実績」です。
※ステップHPより
毎年どんどん広告費を削減しています。
広告を出さなくても、神奈川県トップの合格実績が勝手に宣伝してくれます。
ステップの強さが、さらにステップを強くしています。この状況では簡単にライバルに負けることは想像できません。
・安定成長
業績好調でキレイに毎年業績を伸ばしていますが、成長戦略は慎重で、塾の新規会場は毎年5つほどに抑えています。
教育の質を落とさないことをなりよりも優先していることがうかがえます。
質の低下はビジネスの根幹を揺るがすので、この姿勢はすばらしいと思います。
※ステップHPより
間近の業績はコロナで少し躓きましたが、すぐに持ち直しています。
大化けはしませんが、長期で安定成長が見込める銘柄だと思います。
米国株ブームに危険を感じる
最近また一段と、市場全体が値上がりしています。
特にアメリカは、ほぼ暴落前の水準です。
GDPが大きく落ち込んだとはいえ、大規模な金融緩和と支援を考慮してのことなので、納得はできます。
数年前から起こっていることですが、「米国株」という文字をよく見ます。
米国株ブームでしょうか。
有名企業が多いことと情報が比較的入手しやすいこと、
そして成長性・収益性が高いことから人気があるようです。
事実、米国株はここ10年ほど高リターンをもたらし、そのことが投資初心者層によく響いているように感じます。
長年ダメダメな日本株が、米国株ブームに拍車をかけているのだと思います。
私は米国株ブームは危険だと考え、世界全体に広く投資しています。
理由は
・米国株のPERが高い
・リスク分散
・あまのじゃくな性格
こんなところです。
・米国株のPERが高い
「投資リターンは単に成長性に相関するのではなく、成長と市場の期待の差が影響する」
との結論が出ています。
つまり、市場の期待であるPERがより低い市場に投資したほうが、勝率が高い。と考えています。
現在、米国とそれ以外では、PERに大きな差があります。
・リスク分散
米国株一本よりも、世界全体へ投資した方がリスクは低減できます。
リスクとは、さまざまな物が含まれており、政治・地理・為替等々があります。
それらを無視して、盲目的に過去の米国株リターンに惑わされるのは、冷静さを欠いていると思います。
・あまのじゃくな性格
「米国株ブーム」と聞くと避けたくなる。
日常生活はさておき、投資においてこの性格は有効に働きます。
なんだか最近米国株投資家を名乗る人達から、
「米国株なら安心」「GAFAMに投資しろ!」「米国高配当株」のような文字がたくさん見られるようになり、「今回は違う」的な空気を勝手に感じています。
程度は違いますが、ニフティフィフティやドットコムバブル、日本株バブルと重なります。
もちろん未来のことは誰にも分かりません。
私のポートフォリオが米国株一本投資に劣るかもしれません。
しかし結果がどうであれ、自分がやっている方法が自分にはより納得できます。
投資成績 7月末 コロナでもプラス!
7月末時点での投資成績をまとめてみました。
2014年末の元本を100とし、それぞれ年末・月末の数字です。
トータルでプラスを維持しています。
ポートフォリオの大部分はインデックス投資なので、コロナショック後の市場回復に合わせてポートフォリオも回復しています。
しかし保有している個別銘柄は市場平均に比べて散々な結果です。
アメリカもそうですが、バリュー株はここ数年低パフォーマンスです。
唯一アップルが好調で、ついに3倍株達成しました。
コロナショック後は、高PERのいわゆるグロース株の株価が下がり、風向きが変わるかもしれません。
今決算発表シーズンで悲惨な数字が続々出てきていますが、私は値下がりした銘柄を買おうとわくわくしています。
どんな状況でも「航路を守る」ことを意識したいですね。
生活費が10万円切りました
・住居費 53,800円
・食費 9,353円
・通信費 6,085円
・光熱費 6,752円
・交際費 10,000円
・雑費 5,725円
合計 91,715円
交際費は概算のため1円単位で正確ではないですが、10万円切りました。
・住居費
これは固定。駅徒歩3分の好立地。駐車場代込。地方なので車必須。
仕事さえなければ車いらないな、と感じます。
・食費
基本自炊するのであまりお金がかかりません。
あと満腹まで食べる習慣がないので安く抑えられています。
見栄えは悪いですが味は良かった。
1枚目はリゾットと手羽元をタレに浸けて焼いたやつと小松菜。
2枚目はガトーショコラ
オーブンレンジのおかげです。値段以上の価値があります。
・通信費
スマホはDMMモバイル、wifiはどんなときもwifi。電話が多かったのか、いつもより少し高めになった。
・光熱費
光熱費はエアコン使わない時期はこんなもん。電気代と上下水道代は2000円以下。
ガスはプロパンなのでやや高め。
冬だとガス代と電気代が500円ずつぐらい高くなる。
・交際費
職場の飲み会やデート代。
職場の飲み会は人生で不要なものだと再確認。
それはアフターコロナも変わらない。
・雑費
本・ガソリン代などが含まれています。
まだまだ自粛期間中なことと、大きな買い物がなかったことが大きな理由です。
別に何かを我慢したり頑張ったりしたつもりはなく、普通に過ごしていた結果です。
10万円もあれば楽しく暮らしていけます。
たまに服や家電、車関係などで大きな出費があるので、「毎月10万円以下」は厳しいですが。
幸福を感じるコストは低い方がいい。
そのほうが変化に強いし、やりたいことがあれば挑戦しやすいですよね。
残ったお金はせっせと投資に回して、金の生る木を育成中。
これからも継続していきたいです。
【投資メモ】鉄道株が気になる
最近鉄道株の株価下落が止まらない。
ジリジリと下がっています。
コロナ禍で悲惨な状況です。
JR東日本は大赤字。
超安定鉄道株がこんなことになるなんて、全く予想していなかった。
しかし私は自称バリュー投資家。
悲劇の中にこそお宝が眠っている。と睨んでます。
私自身、毎日電車通勤しているのですが緊急事態宣言が解除されてからは、ほぼ通常通りです。
たくさん人が乗っています。
新幹線などの長距離輸送や鉄道会社が保有しているホテルや百貨店などにとっては、厳しい状況が続くと思いますが、
日常の足としての鉄道は、ほぼ通常営業に戻ったと体感しています。
まだ全く銘柄分析などはしていませんが、
今鉄道株がとても気になっています。