幼児活動研究会と塩野義製薬から配当金受領
6月は日本株の配当金シーズンです。
本日は2つの銘柄の配当金が入りました。
幼児活動研究会は1株15円
塩野義製薬は1株53円
少額でも配当金が入ると嬉しいです。
本物の不労所得。あると価値観が変わります。
・幼児活動研究会
年間配当は昨年の1株14円から1株15円に1円増配。
小さいながらも増配してくれたのはありがたい。
純利益に対する配当金の割合を示す配当性向は2割ほどと結構低め。
しかし、3月までに自社株買いをしてくれたので、まぁ満足です。
コロナウイルスの影響により、しばらく営業停止していたのですが、緊急事態宣言解除を受けて今月より営業を順次再開。
多額のキャッシュを保有しており、そのことについて以前から私は「株主還元しろ!」と不満だったのですが、今回の危機はそのキャッシュのおかげで乗り切れたようです。
アメリカのボーイングなんかは、普段から多額の自社株買いを行い、キャッシュ保有額は少な目。
そして危機が訪れると現金がなくなり、政府に助けを求めました。
「自業自得だ!」とアメリカ国民から非難を浴びることに。
お金を使いまくって、困った時は政府が助けていたら、そんなの資本主義じゃないですし、社会が歪んでしまいます。
幼児活動研究会はそれとは対照的で、財務優等生です。
というわけで「キャッシュ持ちすぎ!株主還元しろ!」という私の意見は間違いでした。すいませんでした。
私が買ってから2倍以上に値上がりしているのですが、まだ割安水準であると考えているので、今のところはホールドです。
PERは低く、もっと株価が上がってもいいと思うのですがなぜでしょうか。会社名が原因?
伝説的なファンドマネージャーであるピーターリンチは、「怪しい会社名」は割安で放置されやすいので注目するようにしている、とのこと。
おしゃれな会社名に変われば上がるのでしょうか。
年間配当は1株103円で、昨年の94円から9円の増配でした。
塩野義製薬は株主還元に積極的で、自社株買い・償却も頻繁に行っています。
株主を安心させてくれる企業です。
ここ1年は、ゾフルーザなどが国内で不振で業績を落とし、株価は停滞気味です。
先日、コロナウイルス感染の有無を簡単に30分以内で診断できる技術の実用化を、いくつかの大学と提携して目指すとの報道が出て、株価が上がりました。
私は投資の観点では、この報道は無視していますし、株価が上がるのはおかしなことだと思っています。
短期的なことは気にしませんし、まだ実用化を“目指す”と報道されただけなので。
個人的には株価は割安だと思っていますが、医薬品業界は難しくてよくわからないので、手放したいとも思っています。
よく分からないならそもそも買うなよ。と反省しています。
買った理由は、ゾフルーザと株主還元でした。
それが理由であれば、先日知ったばかりの「株主還元70」ETFで十分だと考えるようになりました。
6000円ほどで買ったので、配当含めて15%ほどの利益でしょうか。
損してないので文句はないのですが、少し物足りないリターン。
どちらの銘柄も、もう少し上がれば売って海外株や株主還元70に切り替えたい、と考えています。
しばらく日本株が大きく上昇するのは想像しにくいですが。