日揮ホールディングス買い増し
コロナウィルスの影響により、市場は大きく下落し、ニュースでも悲観的なものが多く見られます。
神戸のクルーズ船を運行している会社が破綻したり、大手旅行会社のHISも業績予想を従来の110億円から、10億円の赤字に修正しました。
全国の観光地もかつてないほど閑散としているとか。
中国の工場がストップした影響で、さまざまな製品の生産が遅れているとか。いつリングフィットアドベンチャー買えるのでしょう。
どんどん経済的ダメージが大きくなっていきます。
株価も昨日は日経平均がプラスでしたが、今日はマイナス。数週間前と比較すると小さな数字が並んでいます。
私のポートフォリオも大ダメージ。
こんなときにできることといえば、株を買い企業を応援することぐらいですね。とても微力ですが。
ということで、投資対象を探しているのですが、
まずは、元々保有している日揮ホールディングスを買い増ししました。
日揮ホールディングスが有望だと思う理由は、
1.財務基盤が健全で多額の現金を保有している
2.受注残高と受注高が大きい
3.業界の見通しが明るい
まず、
1.財務基盤が健全で多額の現金を保有している
について
(流動資産)−(負債合計)=310,603(百万円)
これを期中平均株式数で割ると
1230円となります。
私は実際には、もう少し細かい計算をしていますが、
借金を全額返した後でも1株当たり、1230円の現金同等物が残る。ということです。
しかも、これはJVが持つ現預金残高の日揮持分1,499億円を含んでいません。
2.受注残高と受注高が大きい
最新の決算資料の数字では、受注残高は10,232億円あります。大体間近の売上高の2年分になります。
さらに、今期の受注高を8,000億円と予想しており、内1,275億円は確定しています。
予想と確定の差が大きいですが、モザンビークの大型案件(たしか4,000億円程)の受注が内定しています。
3.業界の見通しが明るい
決算短信や決算説明会資料に、業界の見通しに対する前向きなコメントが見られます。
中国や東南アジアを中心にLNG需要が高まっており、世界中で新たな大型投資が増えています。
LNGは埋蔵量が多く、石油などに比べて広く分布しており、発電コストが低く、さらにクリーン。
また、キャッシュフローが改善してきたことにより、自社株買いを検討しているようです。
以上の理由から、この投資が失敗に終わる可能性は極めて低いと考えています。
あくまで私個人の見解ですので、
投資は自己責任でお願いします。